複数データベース構築型ウェブ利用外国語(英語)自動添削システムの開発
Project/Area Number |
14658055
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
小林 悦雄 立教大学, コミュニティ福祉学部, 教授 (40132089)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長島 忍 立教大学, 経済学部, 教授 (90126136)
早瀬 光秋 三重大学, 教育学部, 教授 (80132330)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | 添削システム / 自動添削 / 英語 / 英語学習支援 / 英作文 / 英語誤用法 / 誤答分析 / エラー・アナリシス / 英語の誤答分析 / 添削結果 / データベース / 誤答登録 / サーバ利用 / 日本人学習者 / Web利用 / 構文解析 / CGI / セキュリティ |
Research Abstract |
自動添削システム(TENSAKU)の稼働を開始した。これは、誤りの例をひとつひとつ登録して、照合方式で英文の誤りを指摘するシステムである。学習者が自分で正しい用法を確認できることを目的としているので、自動的に誤りを直すのではなく、間違っている可能性がある表現に対して、助言を与える方式にした。このシステムに、大学一年生によって書かれた英作文から典型的な誤りを抽出して、登録した。登録数は400あまりになった。 単独の単語が照合されたときには、黄色のハイライト表示がなされ、複数の単語からなる語句が照合されたときには赤でハイライト表示がされるようにした。 このシステムに学生の英作文をコピーペーストして、プログラムの稼働状況を観察して結果、登録された日本人に典型的な英語の誤用法が検索され赤く表示される。 たとえば、次のような例である。 look forward to see→look forward to seeing use computer→use a computer/use computers attend at a class→attend a class an information→information, some information (uncountable noun) また、綴りの誤りは黄色で表示され、ある程度の誤用法の拾い出しに成功した。また、日本語を登録することによって、学習者は、日本語から英語表現を学ぶことができるようにもした。たとえば、20日ぶりがわからなかった場合、「ぶり」という日本語をこの添削システムに入れて、送信すると、次のような回答がウェブ上で返される。 ぶりafter (an interview of) five years/in five years examples We saw each other for the first time in five years. We saw each other after (an interval of) five years. This is the heaviest snow for/in ten years. This is the heavies snow we have had for the past/last ten years. これらの研究結果を日本英語教育学会(長野)及び極東英語教育学会(ウラジオストック)で口頭発表し、立教大学コミュニティ福祉学部紀要などで論文として発表した。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)