携帯電話を用いたパーソナルコンピュータの操作に関する研究
Project/Area Number |
14658111
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
情報システム学(含情報図書館学)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
田中 二郎 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (20251043)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
志築 文太郎 筑波大学, 電子・情報工学系, 講師 (20323280)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | ユーザインタフェース / 画面表示 / 携帯電話 / VNC / プロキシ / ビューア |
Research Abstract |
最近、モバイルコンピューティングやユビキタスコンピューティングという言葉がよく使われるようになり、いつでもどこでもコンピュータにアクセスし、さまざまな作業を行うことが一般的となってきた。 また、インタネットに接続が可能な携帯電話が急速に普及している。そこで本研究ではインタネットに接続が可能な携帯電話を用いて遠隔の場所にあるコンピュータを他の場所から操作することを試みた。そのための枠組みとしてVNC(Virtual Network Computing)を用い、VNCサーバはデスクトップの情報を通常のRFBプロトコルで一旦プロキシサーバに渡すようにした。プロキシサーバは、受け取った情報から携帯電話で表示すべき画像領域をVNCビューアから得た位置情報を元に切り取り、CRFB(Compact Remote Frame Buffer)プロトコルに変換して携帯電話のVNCビューアに転送するようにした。 しかしながら携帯電話の表示画面は小さく、解像度も低い。VNCビューアに関しては、携帯電話が小画面であることを考慮し、通常のスクロールの他に画面の縮小拡大の仕組みを用意した。ユーザが画面の位置を記録し、数字ボタンにより画面移動を行なう仕組みを用意し、複数の画面を同時に表示するマルチビューについても実装を行った。また、携帯電話は文字を入力する機能が弱いので定形の一連の動作に対してはマクロ命令を用意するようにした。 本研究に関連し、P2P技術を適用した複数画面間での画面転送・遠隔操作システムcomDeskの開発を行った。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)