Project/Area Number |
14730017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
経済理論
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
曽 道智 香川大学, 大学院・地域マネジメント研究科, 助教授 (60284345)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 新経済地理 / 国際貿易 / 分散 / 集中 / 再分散 / 産業内貿易 / コンフリクト解析 / グラフモデル / 安定性 / 仲裁 / 地域科学 / ゲーム |
Research Abstract |
・新経済地理の手法による研究 1.新経済地理の分析に使われるdynamicsの安定性を分析し、その必要十分条件を得た。研究成果は国際学術誌Journal of Regional Scienceに掲載された。そして、関連研究を纏めたサーベイをFrank Columbus編集のContemporary Issues in Urban and Regional Economicsの第12章として採用された。 2.2地域の核・周辺モデルに農業部門を明確に導入し、解析解を求めることに成功した。その結果、農業部門は運送コストの逓減により、地域工業経済活動が「分散⇒集中⇒再分散」の変化パタンをとることが分かった。研究成果は国際学術誌Journal of Development Economicsに掲載された。 3.新経済地理のベースになっている2地域核・周辺モデルを多地域に一般化し、それぞれの地域の変遷状況を調べた。その成果は国際学術誌Journal of Economic Geographyに採用された。 4.以上のモデルにさらに多工業部門を導入し、その経済活動を分析した。その結果、分散と再分散の違いが明らかになった。分散においては、各工業部門が2地域に均等に立地するが、再分散においては、高々1つの工業が両地域に立地するが、ほかの工業は別々の地域に集中する。この成果は国際学術誌Annals of Regional Scienceに採用された ・国際貿易の立場から多産業の変遷状況を考え、産業内貿易の存在条件を明らかにした。その成果は国際学術誌Economics Bulletinに掲載された。 ・コンフリクト解析のグラフモデル研究:政策均衡を提案し、その性質を調べた。特に現在使われている諸概念との関係を明らかにした。その成果は国際学術誌Theory and Decisionに採用された。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)