Project/Area Number |
14740131
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
山岡 均 九州大学, 大学院・理学研究院, 助手 (70243855)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 突発天体 / ガンマ線バースト / 超新星 / 新星 / X線トランジェント / 矮新星 / 画像処理 |
Research Abstract |
突発天体フォローアップに不可欠な情報流通のしくみを改善することに重きをおいて研究開発を行なった。新天体の未確認発見情報を公開し、確認プロセスに広く世界中の観測者が携わることが可能なしくみを構築することで、新星や超新星の発見から分光にいたる時間が飛躍的に短くなった。すばる望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡での、ターゲット・オブ・オポチュニティー(ToO)観測に大いに資することとなっている。この結果は、国際会議において報告した。 昨年までに引き続いて、超新星や新星の発見直後の確認・分光等を自ら実施した。今年度の大きな成果は、アンテナ銀河NGC4038/9に出現した超新星2004gtをIb型と判定したこと、発見直後の新星はくちょう座V2361の分光に成功したことなどがあげられる。 3年間の研究期間を通じて、全世界に分布する多数の観測者との連携による突発天体フォローアップ体制が構築され、これまでには得られなかった科学的成果が数多く得られてきた。今年度に、突発天体対応に関するレビュー論文を共同執筆し、これまでの体制構築や科学的成果についてまとめている。今後、この体制を生かし、また拡充することによって、新たな突発天体現象からのアウトプットを生み出していくことが可能となった。また、新種の突発天体現象を捉えることを主眼とした、新たな研究を推進する基盤が整備されたといえる。
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Report
(3 results)
Research Products
(18 results)