余次元理論と超対称性標準模型におけるレプトンの世代構造の現象論的研究
Project/Area Number |
14740164
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
素粒子・核・宇宙線
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Research Institution | The University of Tokushima (2003-2004) Mie University (2002) |
Principal Investigator |
波場 直之 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (00293803)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2002: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
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Keywords | gauge-Higgs統一理論 / 世代構造 / 有効ポテンシャル / 超対称性 / 余次元理論 / orbifold / brane world / 大統一理論 / クォーク・レプトンの世代構造 / 超対称性理論 / gauge-Higgs unification / オービフォールド / ユニタリティ / 等価定理 / fermionの世代構造 / ニュートリノ / CPの流れ / 3-2表現分離問題 / レプトン・フレーバーの破れ |
Research Abstract |
余次元理論の一つである、ゲージ・ヒッグス統一理論に関して、SU(N)gauge groupの理論においてgauge場の高次元成分の1ループ有効ポテンシャルの一般公式を導いた。そして、超対称性がシャーク・シュワルツによる破れがある場合とソフト・スカラー質量項が入った場合の真空構造の解析に成功した。また、5次元SO(10)理論における真空構造の解析に成功した。その結果、今まで思われていたのとは異なり、6次元に拡張することなく5次元でも現象論的に問題の無いSO(10)理論を構成可能であることを示した。更に、電弱相転移が動力学的にgauge-Higgs統一理論においても起きうることを示した。この場合、バルクに広がった場の表現とそれらの数が重要な役割を果たす。また、オービフォールドでコンパクト化された時空でもファット・ブレインによる模型が作れることを示した。さらに、重力の効果を含めたくりこみ群解析を行い、gauge-Higgs統一理論において電弱相転移が可能か否かを調査した。 余次元方向の境界条件でゲージ群があらわに破れる理論において、unitarity保存の条件を調査して、BRS不変性を用いた一般的な保存の証明を行った。 また、クォーク・レプトンの質量が量子力学的効果に依って導出される機構も考案した。ここでは、flavor symmetryとしてU(2)symmetryを導入した。そして、超対称性があらわに破れる理論の有効ポテンシャルの計算も行い、gauge-Higgs統一理論におけるヒッグス質量に関しての解析も行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(18 results)