Biドープシリカガラスの蛍光核の構造と蛍光メカニズムの解明及びその応用研究
Project/Area Number |
14750553
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Inorganic materials/Physical properties
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
藤本 靖 大阪大学, レーザーエネルギー学研究センター, 助手 (70343241)
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Project Period (FY) |
2002 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | Bi(ビスマス) / シリカガラス / 光増幅 / 構造解析 |
Research Abstract |
申請時の研究計画に従って、次の研究を実施した。 ・決定されたガラス化範囲にしたがって、多くの光学サンプルを製作し、また、Ti, Geを添加した新組成において、蛍光性能の向上が得られることを確認した。 ・企業の協力を得て、光ファイバ紡糸を行い、光ファイバー増幅にて昨年のバルク増幅の1.4倍に対して、4倍までの向上を得た。 ・Biドープシリカガラスの構造情報の取得:下記の通り、本年度は多種にわたる構造解析の計測実験の解析を引き続き行った。Bi含有による特徴的な現象を確認した。 i)Al、Si、Biといった核磁気を持つ元素のNMRによる計測結果を行い、Bi含有に起因すると見られる特徴的なピークを観測し、その解析を行った。特に、Alイオンの配位場に構造に特色があり、Biの濃度との依存性を確かめた。 ii)X線光電子分光法によりBi4f5/2,7/2のピークにおいて、Biドープシリカガラスの特徴的な結合状態に関する情報が得られ、その解析を行い、Biの価数に対する有力な情報を得た。 iii)Photon FactoryにおいてXAFSの計測結果から、解析コード(FEFF8.2)を用いて、動径分布関数の導出により、原子間距離等の推定を行い、Biの構造及び、BiOに対する特徴的な結果を得た。 iv)吸収・蛍光などの分光特性からエネルギー準位図についての考察を行った。 v)電子スピン共鳴の結果から、Bi元素の価数が3+もしくは5+であることを確認した。 ・Bi-Erコドープにより、さらなる広帯域化が望めることを実験的に示した。 主として、増幅特性の結果をまとめ、投稿論文1件、国際学会発表3件を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)