• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

キイチゴ属植物自生種の遺伝資源収集、分子系統分類および園芸学的利用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 14760022
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 園芸・造園学
Research InstitutionAkita Prefectural College of Agriculture

Principal Investigator

今西 弘幸  秋田県立大学短期大学部, 附属農場, 講師 (10320607)

Project Period (FY) 2002 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywordsキイチゴ属植物 / 遺伝資源 / 分子系統分類
Research Abstract

(1)キイチゴ属植物の自生種の探索および収集を行った。北日本地域には10種程度が自生していることが知られており、今年度は昨年度から収集することができるようになった2種に焦点を絞り、それらの種子を収集した。このうち1種は、自然環境保全法や自然公園法等で規制された地域に生育するもので、許可を得たうえで、探索・収集を行った。これまでに収集した自生種に加え、さらに多様な種および系統を得る必要があると考えられ、今後とも継続的に探索および収集を行う予定である。
(2)欧米で育成された栽培品種・系統の収集を試みた。わが国で保有していない多様な種や栽培品種を輸入するため、米国から導入を図ったが、植物防疫所の検疫で不合格となり、今年度手元に届いたものは皆無であった。形質の優れた品種との比較検討および育種への利用の必要性から、今後とも継続的に導入を進める予定である。
(3)分子系統分類のため、これまでに明らかにした葉緑体DNAにあるrbcL遺伝子領域等3か所の領域における塩基配列をもとに、最大節約法や近隣結合法等によって得られた系統樹を比較した。
(4)昨年度に引き続き15品種・系統の樹体生育、生態的特性等の生育特性について評価を行うとともに、新たに19品種・系統を定植し、生育特性評価に供試した。自生種の1種が、自生地での生育に比較してほ場での生育が劣る要因について、光および水分条件から検討した。今後とも、生育および果実特性調査は、育種素材としての評価を行うとともに、地域の環境に適合した栽培技術を探るために、継続的に行う予定である。

Report

(3 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi