Project/Area Number |
14760163
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
農業機械学
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
庄司 浩一 神戸大学, 農学部, 助手 (10263394)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 発土板 / 円板コールタ / れき土 / 慣性 / 走行速度 / 作用力 / 移動量 / 投てき / 設計 / 模型 / 実機 |
Research Abstract |
1.高速その場反転プラウの模型設計を行った。 ○斜めコールタ(円板コールタ)の中心位置を発土板の後場に揃えると、安定した反転を実現できることが判明した。 2.高速その場反転プラウの圃場実験用試作機を完成し、畑地にて圃場実験を実施した。 ○れき土の慣性を用いることにより、模型と同様に発土板と斜めコールタのみの組み合わせで、設計走行速度1.9m/sにて安定したその場反転を実現した。 ○耕幅360mmに対し、耕深160mmまでその場反転を確認したが、これ以上の耕深についてはトラクタの能力の限界で実験ができなかった。 ○走行速度を1.64m/sまで落としても、れき土の側方移動量はほとんどなく、反転も完全であった。 ○走行速度が1.2-1.4m/s程度になると、表面上は反転が完了しているように見えたが、斜めコールタ側のれき土が半分しか反転しなかった。 ○走行速度が0.6m/s程度になると、れき土の側方移動量が大きく、もはやその場反転とはいえず、斜めコールタ側のれき土は反転されずに残った。あるいは、全く反転が実現されずに切削されたれき土全体がそのまま残った。 ○れき土の前方移動量は90mm以下で、従来のプラウの場合と比べてほぼ無視できる量であった。 ○各部品に作用する力は、走行速度よりも耕探に影響を受けた。 ○各部品の側方力は全体で釣り合っていなかったので、トラクタ運転の勝手は良くなかった。この点の解決のため、斜めコールタの寸法・探さや、刃板の設計に検討の余地が残された。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)