心筋炎惹起T細胞株への治療遺伝子導入による新しい心臓病治療
Project/Area Number |
14770329
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
猪又 孝元 北里大学, 医学部内科学II, 講師 (20311954)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 心筋炎 / 遺伝子治療 |
Research Abstract |
1)これまでに確立した心筋炎惹起性T細胞株はCM2ペプチドの抗原刺激で得られたbulk cultufe株のみである。そこで、目的遺伝子担体としての細胞株の均一化、すなわちクローン化を目指す必要が生じていた。そこで、まず段階希釈法に基づく細胞株のクローン化を試みた。しかしながら、繰り返しの抗原刺激を必要とする一方で、細胞株は容易に心筋炎発症能を低下させることが判明したため、同法によるクローン化を断念した。 2)マウスIL-10遺伝子のGFP発現レトロウイルスベクター(pLEGFP-N1,CLONTECH)に導入に成功した。このベクターはNIH3T3などの接着細胞には容易にトランスフェクトし、目的蛋白を発現することは確認できた。しかし最終目的であるCM2特異的心筋炎惹起T細胞株へのトランスフェクトはきわめて困難であり、(1)低速遠心、(2)共培養、(3)ウイルス産性の純化、を通じて遺伝子導入を繰り返し試みたが、今のところ成功裏には至っていない。今後は、ベクターの変更を視野に入れて検討を行う予定である。 3)リンパ球などの浮遊細胞への遺伝子導入の不確実性に鑑み、樹状細胞へのトランスフェクトを計画した。すなわち、脾臓浮遊細胞から樹状細胞を抽出し、上記法に基づいての遺伝子導入を現在試みている。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)