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肝細胞癌に対するウイルスエンベロープ粒子を用いたミサイル療法の開発

Research Project

Project/Area Number 14770658
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Digestive surgery
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

松浦 芳文  慶應大, 医学部, 助手 (90317157)

Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
KeywordsHBs抗原L粒子 / ミサイル療法 / ヒト正常肝組織 / AFP産生腫瘍
Research Abstract

HBsL粒子は簡便に精製され、B型肝炎ウイルスのヒト肝に対する組織特異性を持ちながら感染性がなく薬剤を封入するかたちで運搬するという特徴を持つ。我々はこのL粒子を理想的なベクターとしての利用をするための研究を進めている。L粒子は汎用性が高いと考えられており、将来的には正常肝組織をターゲットにした応用(C型肝炎、血友病に対する応用)を考えている。この為ヒト正常肝組織に対する集積性の確認は重要と考えられた。しかし現在までのところヒト正常肝を移植した動物モデルはない。我々は、Nkcellを抑制する抗アシアロGM1抗体を投与した免疫不全動物のNOD/SCID mouseの腎皮膜下に手術で得られたヒト正常肝組織の小片を移植し動物モデルを樹立した。今後このモデルを用いてL粒子のヒト正常肝組織に対する組織特異性を確認していく予定である。AFP産生肝細胞癌に対する遺伝子治療として、その転写活性が細胞特異性を持つAFP遺伝子のプロモーター/エンハンサーの下流にGFP遺伝子を組み込んだプラスミドを封入し、AFP産生ヒト肝細胞に投与し、このプラスミドのAFP産生腫瘍に対する組織特異性の確認された。今後このプラスミドをL粒子に封入しL粒子と、このプラスミドの双方の特異性を併せ持つ二段階のターゲティングの確認をしていく予定である。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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