末梢神経損傷後の神経栄養因子の発現および脱神経筋の機能回復に関する研究
Project/Area Number |
14770738
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
榊間 春利 鹿児島大学, 医学部, 助手 (10325780)
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Project Period (FY) |
2002 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 神経栄養因子 / ミッドカイン / 末梢神経損傷 / 外傷性脊髄損傷 / 機能回復 / リハビリテーション / In situ hybridizaion / 脱神経筋 / 免疫組織化学 / 組織化学 |
Research Abstract |
1.末梢神経損傷後の骨格筋(タイプI線維)の萎縮に対する伸張刺激の影響、ラットの右坐骨神経をヒラメ筋進入部から約20mmの部位で凍結損傷して一過性の末梢神経障害モデル動物を作製した。凍結損傷は、切断や圧迫損傷と異なり、再生しやすく、今回、凍結後2〜3週で神経の再生が観察された。凍結4週後まで毎日、40分間ラットの右足関節を最大背屈位に固定してヒラメ筋に伸張刺激を与え、ヒラメ筋を組織化学的に分析した結果、伸張刺激が脱神経筋であるヒラメ筋のタイプI繊維の筋萎縮を抑制することが分かった。しかし、タイプII線維の萎縮は抑制できなかった。さらに、再生過程におけるヒラメ筋の筋線維タイプ構成に影響を及ぼすことが判明した。しかし、伸張刺激は末梢神経の再生を促進するには至らなかった。 2.末梢神経損傷後や外傷性脊髄損傷後の神経栄養因子ミッドカイン(MK)の発現と働き成長因子MKは塩基性の低分子量蛋白質で、細胞の増殖、生存、移動を促進刷るなどの多彩な活性をもつ。今回、末梢神経障害後や脊髄損傷後のMKの発現や役割に関して調べた。 (1)末梢神経損傷後のMKの発現につて ラットの右坐骨神経を凍結損傷して末梢神経障害モデル動物を作製し、凍結5週後まで腰髄運動ニューロンと坐骨神経を観察した。免疫組織化学染色、In situ hybridization、ウエスタンブロッティング法を行った結果、腰髄運動ニューロンにMKの発現が観察された。さらに、MK mRNAの発現は凍結1〜7日まで損傷側腰髄運動ニューロンに強く発現し、反対側にも弱く発現していた。ウエスタンブロッティング法によりMK陽性細胞がMK蛋白であることを確認した。 (2)外傷性脊髄損傷後のMKの発現について 外傷性脊髄損傷モデルを作製し、損傷後早期にMKが発現し、発現細胞はアストロサイトであるこが判明した。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)