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視覚的に訴えたメルコックス・ローダミン辺縁漏洩試験法について

Research Project

Project/Area Number 14771073
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

松浦 洋志  福岡歯科大学, 歯学部, 助手 (80299586)

Project Period (FY) 2002 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywordsメルコックス・ローダミン法 / 辺縁漏洩
Research Abstract

辺縁漏洩辺縁漏洩試験法には多くの方法があり、当教室で開発した色素浸透法の変法であるメルコックス・ローダミン法もそのひとつである。この方法は、メルコックスレジンにローダミンを溶解し、修復物の漏洩部に圧を加えて侵入させ、そこで硬化させ、その後歯牙を脱灰し、修復物を取り出して、その表面に侵入し硬化しているメルコックス・ローダミンの赤色で辺縁漏洩を立体的に知る試験法であるが、1級や5級などの比較的単純な窩洞の修復物では修復物を見ただけでどの部位に漏洩があるか理解されるが、複雑な窩洞やトンネル窩洞の修復物になると、修復物を見ただけではどの部位に漏洩があるか理解しづらい。
辺縁漏洩試験は視覚的に訴える試験法なので、修復物のどの部位に漏洩があるかわからないのでは、その価値は半減してしまう。そこで、メルコックス・ローダミン法による辺縁漏洩試験後、歯牙を脱灰し、歯牙部分を透明レジン(エポキシ樹脂)で置き換えて辺縁漏洩部を見ようとする、より視覚的に訴えた辺縁漏洩試験法の開発がこの研究の目的である。
平成14,15年度では、修復材が包埋材から外れないように、修復材にフックなどの補助的保持形態を付与していたが、フックを使用しなくてもよい方法を紹介する。
新鮮抜去ヒト小臼函と大臼歯を用い、小臼歯にはトンネル窩洞コンポジットレジン修復を行い、大臼歯にはベベルを付与しない5級窩洞コンポジットレジン修復を行った。修復後、メルコックス・ローダミン法による辺縁漏洩試験を行い、1.テクノビット3040(Kulzer:)2.テクノビット4004(Kulzer:)3.ユニファストII (GC)4.プラストシール(日本歯科薬品)を使用して包埋した。包埋後、硝酸による脱灰操作を行い、歯牙部分をエポキシレジンで置き換え、包埋材の熱可塑性と、エポキシレジンの熱硬化性を利用して、辺縁漏洩試験試料をえた。そして、包埋材の違いによる試料の再現度(審美性)や操作性を調べた。その結果、
1.4種の包埋材とも脱灰時の脱離は見られなかった。
2.プラストシールのみ熱処理をしないでも辺縁漏洩試験試料が得られた。
3.修復材にフックを使用しないため、天然歯の形態に忠実な辺縁漏洩試験試料がえられた。

Report

(3 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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