• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

デジタルオルソパントモグラフィ撮影法を用いた3次元骨塩量分布図の作成

Research Project

Project/Area Number 14771079
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionTokyo Medical and Dental University

Principal Investigator

高岡 清治  医科歯科大, 助手 (30334444)

Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords骨塩量 / オルソパントモグラフィ / 骨形状
Research Abstract

骨塩量計測システムソフトの改良
現在の骨塩量計測システムソフトを新規購入したデータ処理用コンピューターに移植し、データ処理能力を上げた結果、骨塩量および骨形状データをさまざまな方向からリアルタイムで観察できるように改良を行った。このソフトウェアでは骨の断面形状から断面係数を計算して骨の強度を数値化することにより客観的に評価することも可能となった。
デジタルオルソパントモグラフィー画像の改良
画質向上のためにまずX線管球に付加濾過フィルター(A1,CdS)を用いて照射条件を整えて画像コントラストを向上させることに成功した。次にオルソパントモグラフィー撮影装置内での被写体位置規格化による画質向上を期待して、無歯顎下顎骨を撮影装置内に設置した自作の位置規格化装置上に条件を変化させて配置し撮影に最適な被写体設置位置を求めた。今後は被写体の配置をオルソパントモグラフィー撮影装置の断層撮影軌道と関連づけて簡易な方法で行えるようにする予定である。
骨塩量と骨形状との関連
骨断面において皮質骨領域の占める面積は前歯部から臼歯部にかけてほとんど変化はなかった。皮質骨の厚さについては、前歯部では唇側よりも舌側のほうが厚く、小臼歯部および大臼歯部では唇側(頬側)のほうが厚かった。同一切片内での部位における皮質骨厚さのばらつきは臼歯部に比較して前歯部でより大きな値を得た。骨断面上縁の断面係数は臼歯部が前歯部よりも大きな値を示したが、骨塩量の値はほぼ同一であった。また骨下縁の断面係数は前歯部が臼歯部よりも大きな値を得、骨塩量についても同一の傾向がみられた。このことから下顎骨にかかる荷重を受け止める領域は前歯部では下顎下縁近くの領域、臼歯部では歯槽部近くの領域であることが示唆された。

Report

(1 results)
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi