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高齢オーラルジスキネジア患者の病態に関する3次元的運動解析

Research Project

Project/Area Number 14771104
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

七田 俊晴  昭和大学, 歯学部, 助手 (70307057)

Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Keywordsオーラルジスキネジア / 高齢者 / 3次元解析 / 全部床義歯 / モーション・キャプチャー
Research Abstract

近年の高齢者人口の増加に伴い,オーラルジスキネジア患者も増加している.特に,全部床義歯治療においては,義歯が極度に不安定となるため本疾患は重度の難症例となっている.本症例の動態は未だ明らかになっておらず,そのため義歯の製作は通常の症例の準じて行っているのが現状である.
我々は従来,ハイスピードビデオを用いて顔面皮膚上標点の運動経路の3次元解析を行い,又,独自に開発したプログラムにより骨の動態を皮膚上表面評点から高精度に計測することを可能としてきた.この技術をオーラルジスキネジア患者に応用し,本疾患の動態を3次元的に明らかにすることを目的としてこの研究を行った.
研究方法は,被験者の顔面皮膚上に貼付した光反射性標点を6台のモーション・キャプチャー(高速度ビデオカメラ)で上下左右6方向から撮影し,各カメラのデータを2次元データ化しそれを立体構築する.ビデオカメラにより立体化したデータを今回開発したソフトにより顔面上表点の立体データとリンクさせ,筋の動きを計測可能とした.このシステムを高齢オーラルジスキネジア患者に応用しその機能時,非機能時の動態を計測した.
被験者として健常有歯顎者8名にて切歯点での開口運動を皮膚上点から推測する方法を確立した.本計測システムは,無拘束計測のため,測定装置の固定が困難なオーラルジスキネジアを有する高齢全部床義歯装着者の機能評価への道が開け,今後の補綴処置の診断に応用が可能となった.

Report

(2 results)
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 七田 俊晴, 下平 修, 佐藤 裕二 ほか: "顔面皮膚の動態解析による下顎運動の推定-中心咬合位からの開口量について-"日本補綴歯科学会雑誌. 47・110回特別号. 61 (2003)

    • Related Report
      2003 Annual Research Report

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Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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