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顎顔面パターンの成立要因に関わる骨関連遺伝子の一塩基多型解析(SNP)による検討

Research Project

Project/Area Number 14771192
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 矯正・小児・社会系歯学
Research InstitutionHealth Sciences University of Hokkaido

Principal Investigator

吉田 育永  北海道医療大学, 歯学部, 講師 (40260822)

Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords顎顔面パターン / 骨関連遺伝子 / 一塩基多型 / SNP
Research Abstract

矯正臨床において,骨格系の遺伝(遺伝形質の連鎖)による不正校合をよく経験する.特に下顎前突症は,反対校合の再発を予知できない.そのため反対咬合は治療後の安定性を求めるうえで最も治療困難な不正咬合の一つとなっている.そこで本実験の目的は,不正咬合のうち遺伝的要因の多い下顎前突者の遺伝子多型の解析を試みることである.しかし遺伝子による解析は,患者様の不利益な情報を入手する危険性も高く,本学倫理委員会に上記の申請書を提出し審議中であるため,現在は研究者本人のDNAを用いてプライマーの設計,PCR法によるDNA増幅およびシークエンスによる塩基配列の確認を行っている.
本実験の遺伝子解析試料は,研究者本人の頬粘膜の細胞を綿棒にて採得し抽出されたDNAが用いられた.調査対象とした骨関連遺伝子は,FGF, BMP, TGF-β,GH-R, IGF類とした.それぞれの塩基配列を調べたあと,成長ホルモンから産生され骨の伸展に大きく影響するIGF-1Rと骨形成を惹起する因子のBMP2を選択しプライマーの設計を行った.次にPCR法と電気泳動法にてプライマーとの精度を何度か確認し,現在は塩基配列の確認を行っている.
今後の予定は,倫理委員会の許可を得たあと,同意の得られた患者様の口腔粘膜から得たDNAを用いて塩基配列の確認を行うこと、骨関連遺伝子に関する塩基配列と側面頭部X線規格写真から得られた顎顔面骨格パターンおよび咬合状態との比較検討を行い、塩基配列の異なる遺伝子多型(SNP)の確認を行うことする.

Report

(2 results)
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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