オンラインディスカッションの構造化・検索手法の開発とその学習情報としての利用
Project/Area Number |
14780120
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
|
Research Institution | Mejiro University (2003) Mejiro University College (2002) |
Principal Investigator |
藤谷 哲 目白大学, 経営学部, 講師 (90331446)
|
Project Period (FY) |
2002 – 2003
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
|
Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2002: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | 協調学習 / コラボレーション / コレスポンデンス分析 / 可視化 / 自然言語処理 / テキストマイニング / 内省 / CSCL / オンラインディスカッション |
Research Abstract |
学習課題の構造化手法を応用した学習支援システムの構築と、学習課題による、このシステムを利用する実践的な評価実験を行なうことを最終的な目標として、本研究を進めてきた。 (1)オンラインディスカッションシステムの運用と評価実験の実施 コンピュータ援用協調学習(CSCL)における学習者のコミュニケーションを評価するために、多変量解析手法を応用した新しい分析手法・インタフェースのプロトタイプシステムを実装した。 この手法は、電子掲示板(BBS)上のディスカッション活動における「教授者が定めたトピックとなるキーワード」と「個々の学習者」との関係を可視化するために、多変量解析手法のコレスポンデンス分析を応用している。可視化マップは、学習者集団の中における、学習のトピックへの学習者のコミットメントを表現していると考えられる。また、自分や他者の学習内容に関する関心がマップに示されることが学習者へのリフレクションとなって、ディスカッションへの積極的な参加を促す可能性もあり得る。 ネットワーク学習環境を持つ複数地点を結び、情報交換とそれによる意見交換をおこなって成果をまとめるという学習課題を対象にして、このシステムを利用する実践的な評価実験を行い、学生の学習活動の観察・アンケート調査を実施した。その結果、学習者がこのシステムを使用することで、自分自身や他の学習者の議論への関わりや、その時点までの関わりの変化の特徴に気づくことができることが分かった。 (2)成果報告 研究成果について、学会発表・国際会議発表・論文投稿を通じて公表した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(6 results)