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複数利用者からの視野要求に応じる遠隔地状況映像の撮影・提示システム

Research Project

Project/Area Number 14780268
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Intelligent informatics
Research InstitutionUniversity of Fukui

Principal Investigator

東海 彰吾  福井大学, 工学部, 助教授 (50283627)

Project Period (FY) 2002 – 2003
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2002: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywordsネットワークカメラ / 首振りビデオカメラ / 視野要求 / 撮影プラニング / 映像合成 / 更新頻度 / 複数利用者
Research Abstract

複数利用者からの視野要求に応じた首振りビデオカメラによる映像の撮影と提示を行うネットワークカメラシステムの研究として、本年度は、昨年に引き続きカメラの首振り撮影プラニングの高性能化と、仮想視野映像の合成手法の改良を中心に研究を行った。
首振り撮影プラニングの高性能化では、ユーザの視野要求の重なりを分析し、ある撮影視野を仮定したときに、それぞれのユーザの要求をどの程度満たしているかを、撮影領域と要求視野領域との重なりの面積で評価し、全てのユーザの要求に対して、最も高い評価値を与える次の撮影視線方向を決定する方法を開発した。また、静的な状況でひとつの撮影方位のみに偏ることを抑えるため、撮影による各要求視野の更新履歴を利用した。この方法により、昨年度までのシステムに比べて、12倍程度高い更新頻度を得ることができた。
仮想視野の映像合成手法の改良としては、幾何学的合成として、合成画像における撮影画像とパノラマ画像をシームレスにつなぎ合わせるための方法について検討した。カメラの焦点距離やレンズ歪みを考慮し、これを補正するため、視野の中央だけを使って首振り撮影した理想的パノラマ画像と、実際の撮影画像が最もよく重なる焦点距離、歪み係数を算出して合成に利用することで、幾何学的にずれの無い合成視野画像を得ることができた。
上記の内容については、本課題の実施年度内に対外的な発表が行えなかったが、平成16年度中に発表を予定している。システム全体の性能評価については、要求視野と撮影視野の重なりに基づく、更新部分の面積とその更新頻度に基づく評価が有効であるという知見が得られ、今後の研究への適用を考えている。また、本年度当初からの予定であった、動的役割分担の実現については、その基礎検討を行うにとどまった。

Report

(2 results)
  • 2003 Annual Research Report
  • 2002 Annual Research Report

URL: 

Published: 2002-04-01   Modified: 2016-04-21  

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