人口変化が交通パターンに与える影響~日本とルーマニアの比較研究~
Project/Area Number |
14F04707
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Civil engineering project/Traffic engineering
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
森川 高行 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
TOSA Cristian 名古屋大学, 環境学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ルーマニア / 交通手段選択 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は(1)既往研究のレビュー,(2)調査の実施,(3)収集データを用いた分析の3つを行った. (1)既往研究については,交通行動分析やルーマニアでの都市の発展と交通行動への影響に関する文献について整理をした. (2)調査の実施では,ルーマニアの人口や経済指標等の統計データ,土地利用や道路ネットワーク等の地理的データの収集を行った.さらに,4種類のアンケート調査を実施した.1つ目は,通勤の状況の把握することを目的に,政府や企業で働く人に対して行ったwebアンケート調査である.メールにて依頼し,政府関係者116名と企業の従業員88名から回答を得た.2つ目は,自転車利用者の道路空間評価を定量的に分析することを目的としたwebアンケート調査である.StreetSeenプラットフォームを利用して実施し,68名から1363の回答を得た.3つ目は,普段の交通手段と交通手段転換の意向を把握することを目的として行った,電話インタビューによる調査で,1000名の回答を得た.4つ目は,旅行客の交通行動を把握するための調査で,ホテルの受付で配布・回収を行っているところである. (3)収集したデータの分析では,まず,統計データや地理的データを用いて,先進国の発展パターンとルーマニアの発展のパターンとを比較分析した.1つ目に収集したアンケート調査データを用いて,通勤時の交通手段選択モデルを構築したが,収集されたデータがランダムサンプリングではないためか,モデルの推定精度が低い結果となった.そのため,3つ目に収集したアンケート調査データを用いて,通勤手段選択モデルを構築しているところである.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)