セキュリティー応用に向けた増強円偏光発光性分子自己組織材料の創成
Project/Area Number |
14F04911
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Functional solid state chemistry
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
河合 壯 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (40221197)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
JATISH KUMAR 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 外国人特別研究員
. JATISHKUMAR 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 円偏光発光 / キラリティー / エキシトンカップリング / 超分子 / 分子ワイヤー / ナノ粒子 |
Outline of Annual Research Achievements |
印刷物などへの不可視情報の埋植技術として利用されている蛍光性インキの高度化を目指し、キラル化による情報埋植方法と円偏光発光による読み出し手段の確立に取り組んだ。その結果、長鎖アルキル基を導入したキラル発光性分子において特徴的な超分子ワイヤーおよび超微粒子の形成を見出し、さらにその構造に応じて異なる円偏光発光度を確認した。さらに分子構造や溶媒組成を精密に制御することにより、両者の作り分けに成功した。これにより、超分子構造間における円偏光発光の差がエキシトンカップリングによる増強効果の差によるものと推定し、エキシトンカップリングによる円偏光発光増強効果を明らかにした。さらに円偏光発光ユニットにフォトクロミック分子ユニットを導入することで光によってパターン形成が可能な円偏光発光材料の開発に成功した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)