オートファゴソーム形成部位への小胞輸送の制御メカニズムの解明
Project/Area Number |
14J02578
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cell biology
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
松井 貴英 東京大学, 医学系研究科, 特別研究員(PD)
|
Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
|
Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
|
Keywords | オートファジー / SNARE / リソソーム / 膜融合 / Autophagy / Lysosome |
Outline of Annual Research Achievements |
オートファジーは、ユビキチン・プロテアソーム系と並ぶ、細胞内分解機構である。オートファジーが誘導されると、細胞質成分を包み込むようにオートファゴソームと呼ばれる膜構造体が形成される。オートファゴソームは完成後速やかにリソソームと融合し、リソソーム内の分解酵素により分解される。申請者は前年度までに、オートファゴソームに局在を示し、オートファゴソームとリソソームの融合過程を制御する新規のSNAREタンパク質Xを同定することに成功している。そこで当該年度はそのSNAREタンパク質Xの機能を明らかにするために、in vitroの実験系を立ち上げ、実際にXがオートファゴソームとリソソームの融合過程を直接制御していることを確認した。また、一般的にSNAREタンパク質が膜融合を仲介する際、3から4種類の異なるSNAREタンパク質がSNARE complexと呼ばれる複合体を形成する。そこでSNARE XのパートナーなるSNAREタンパク質の探索を行い、候補SANREタンパク質を同定することに成功した。実際に、XのパートナーSNAREの機能欠損によりSNARE Xと同様の表現型を示すこともわかった。 また、SNARE Xはリソソームと融合する前の完成されたオートファゴソームに特異的な局在を示す。しかしながら、その詳細なオートファゴソーム局在機構は全くわかっていない。そこで様々なSNARE Xのトランケート変異体や特定のアミノ酸変異体を作製し、その細胞内局在を検討したところ、ある特定のドメイン依存的にオートファゴソームに局在を示すことがわかった。 現在、以上の結果をまとめ、論文投稿の準備をしている。
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Report
(3 results)
Research Products
(7 results)