Project/Area Number |
14J04173
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Kansei informatics
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Research Institution | Waseda University (2015) Kobe University (2014) |
Principal Investigator |
﨑山 朋子 早稲田大学, 基幹理工学部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ランダムウォーク / 蟻 / 移動戦略 / 視覚的ナビゲーション / レヴィウォーク / ナビゲーション |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は蟻の探索歩行及びランダムウォークに関する論文を筆頭著者で国際査読ジャーナル誌に4報採択が決まった。一つは、エージェントの他個体との相互作用を通してレヴィ運動が創発するという内容で、International Journal of Parallel, Emergent and Distributed Systemsに掲載された。また、自身の歩行履歴と大域的探索効率を比べ、他個体との作用を通して履歴に対する解釈を変更することで、レヴィ運動が出現するモデルに関する論文はPhysica Aに掲載済みである。さらに、クロオオアリが群れることで単独の場合と歩行様相が変化し、創発的レヴィ運動が出現するという行動学実験に関する論文はEcological Complexityに受理された。蟻の群がりがヒトの錯覚のモデルになることを示した論文はBio Systemsに掲載済みである。 今年度は二つの国際学会(Beheviour2015, SWARM2015)および五つの国内学会に参加し、蟻道形成のモデルおよび、エージェントの行動圏獲得モデルに関する発表を行った。蟻道形成モデルでは、従来のモデルに加え、他個体の動作を読み取るというナビゲーションを追加することで、より実際の蟻が示す湾曲した蟻道パターンが再現できることを示した。行動圏モデルでは、従来のモデルが認知地図や高水準の記憶を有したエージェントに焦点を絞っていたのに対し、地図や空間記憶が乏しいエージェントのモデルを考案した。国内学会では、ロボティクスメカトロニクス講演会2015、日本数理生物学会2015,日本個体群生態学会2015,日本動物行動学会2015およびSSI2015でポスター発表を行った。これらの論文に関しては現在投稿中である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(17 results)