インドネシア・スラウェシ島のファウナの起源-デオキノコムシを用いた生物系統地理-
Project/Area Number |
14J07309
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Biodiversity/Systematics
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
小川 遼 神戸大学, 農学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2016-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,170,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 生物多様性・分類 / 系統分類 / 生物地理学 / 系統分類学 / インドネシア・スラウェシ島 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、複数の生物地理学的要素を持つと考えられるインドネシア・スラウェシ島において、島内の生物相の起源を推測することを目的としている。特に、菌食甲虫であるデオキノコムシ亜科を対象として形態形質及び分子情報に基づいて研究を行った。本研究で対象としたデオキノコムシ亜科甲虫は菌類と関連が深いことから森林環境に強く依存し、森林を乗せた大陸移動に伴う分布を示す可能性がある。そのため、本亜科は、スラウェシ島の生物多様性の形成史を解明する上で極めて重要な分類群であると考えられる。本年は、核のwingless、CADの部分領域を追加し、より詳細な高次の系統解析を行った。分子情報から、島内における好白蟻性デオキノコムシ類(キノコシロアリ類の栽培するキノコを専食する)はその多くが東洋区から由来したことが明らかとなった。また、日本-スイス若手研究者交流事業の特別研究員として採用され、スイスのジュネーブ自然史博物館にてIvan Loebl博士との共同研究を進め、複数の共著論文を作成した。形態形質情報から、昨年より16新種を追加し、スラウェシ島におけるデオキノコムシ類の多様性は12属61種に達した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(19 results)