遺伝子転写領域のクロマチン構造とエピジェネティック制御の解明
Project/Area Number |
14J40145
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
System genome science
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
鈴木 美穂 基礎生物学研究所, 形態形成研究部門, 特別研究員(RPD) (80548470)
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Project Period (FY) |
2014-04-25 – 2017-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | DNAメチル化 / カタユウレイボヤ / 転写伸長 / ヌクレオソーム / MNase-seq |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度に、カタユウレイボヤのDNAメチル化修飾をゲノムワイドに調べた。3つの発生ステージを比較した。平成28年度は、このデータに関して種々の解析を行い、論文として発表した(Genomics 2016)。主な結果は、カタユウレイボヤのDNAメチル化修飾は発生過程を通じて常に安定であること、遺伝子の発現変化とは無関係であること、また脱メチル化に関与する5hmシトシン修飾は検出されなかったこと、である。 また、このデータから新たな発見が得られた。カタユウレイボヤ集団内にはDNAメチル化多型が存在する。DNAメチル化多型は、全ゲノム中約20アレルに見出された。これらのアレルのDNAメチル化状態は各個体によって異なる。また、DNAメチル化多型は環境ではなく、遺伝的に決定されていることが示唆された。今後は、DNAメチル化状態を決定する遺伝情報、ゲノム配列を同定する。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)