ペプチド核酸型蛍光プローブを用いた生体中遺伝子発現の定量化に関する研究
Project/Area Number |
15011250
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
池田 壽文 東京理科大学, 基礎工学部, 助手 (70322493)
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Project Period (FY) |
2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥5,500,000 (Direct Cost: ¥5,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥5,500,000 (Direct Cost: ¥5,500,000)
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Keywords | 可視化 / ナノバイオ / 核酸 / 細胞・組織 / 発現制御 |
Research Abstract |
本研究者は、新規に開発した細胞膜透過性蛍光PNAプローブを用いた生細胞中に発現しているmRNAの逐次定量法の開発を目指した。 (1)特定遺伝子に対応した細胞膜透過性蛍光PNAプローブの合成に成功した。既に特許出願した蛍光PNAユニットを利用して、細胞膜透過性蛍光PNAプローブを合成した。合成は現有設備の半自動固相有機合成装置を用いて行い、粗生成物は現有設備のHPLCにより精製した。蛍光標識化PNAプローブの構造はMALDI-TOF MSにより決定した。 (2)細胞膜透過性蛍光PNAプローブの生細胞への導入実験を行った。モデル系として、既に実験系を確立している神経細胞を用いた。設計した蛍光PNAプローブを用いて、様々な条件(反応温度や時間)下でFISHを行った。この際、現有設備である蛍光顕微鏡を用いた。その結果、前処理や後処理を必要としない検出感度のよいPNAプローブの設計ができた。 (3)新規FISH法の確立を行った。別プロジェクトで開発した「検出装置DD Scan?」を用いて、遺伝子発現量の定量化を目指した。今回、PNAプローブではなく蛍光標識化合物を用いて、当該実験を行ったところ、複数PNAプローブを用いた遺伝子発現量の定量化が可能であることを証明した。 以上、当初予定していた研究目的は達成できた。今後、実際に「検出装置DD Scan?」と複数プローブを用いて、生細胞中の遺伝子発現量の定量化する方法を確立したい。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)