ヒメツリガネゴケとシロイヌナズナで体軸形成開始点としての不等分裂分子機構の解明
Project/Area Number |
15031225
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | National Institute for Basic Biology (2004) Okazaki National Research Institutes (2003) |
Principal Investigator |
藤田 知道 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 助手 (50322631)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷部 光泰 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 教授 (40237996)
村田 隆 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 助教授 (00242024)
日渡 祐二 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 助手 (10373193)
佐藤 良勝 基礎生物学研究所, 生物進化研究部門, 日本学術振興会特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 不等分裂 / 細胞極性 / プロトプラスト / ユビキチン様タンパク質 / ヒメツリガネゴケ / RNA干渉 / 過剰発現 / 完全長cDNA / キネシン様タンパク / ユビキチン様タンパク / 細胞分裂 |
Research Abstract |
1、植物不等分裂に関わる遺伝子の網羅的単離、機能推定 ヒメツリガネゴケ一過的過剰発現系を用いて、新たに約600種類の完全長cDNAのスクリーニングを行い、様々なプロトプラスト再生異常を引き起こす原因遺伝子を同定した。これまでに同定した再生異常を引き起こす遺伝子と併せて約200種類の再生異常の再現性、頻度を検討し、不等分裂に関わると考えられる候補遺伝子を58種類に絞り込んだ。これら候補遺伝子の全塩基配列を決定した。その中の18種類についてRNA干渉による遺伝子機能抑制による不等分裂の表現型を観察したところ、複数の遺伝子において機能抑制が不等分裂異常を引き起こすことがわかった。さらに、候補遺伝子産物の細胞内局在を調べるため、相同組換えを用いて蛍光タンパク質をノックインした安定形質転換体の作成を開始した。頂端幹細胞で特異的に蓄積するものなどが同定できた。 2、ヒメツリガネゴケ原糸体軸上で不均等に発現する遺伝子の機能解析 II型ユビキチン様タンパク質をコードしているyh78および姉妹遺伝子の二重破壊株の表現型の観察および、YH78-GFP融合タンパク質の細胞内局在を観察した結果、YH78は微小管の制御を通して細胞分裂と細胞極性決定の両方に関わると考えられた。酵母ツーハイブリッド法を用いて相互作用因子を探索し、26Sプロテアソームの構成タンパク質やDnaJ様タンパク質など複数の候補因子を同定することができた。植物特異的キネシンであるAPI1遺伝子の姉妹遺伝子を単離し、二重破壊株を作出した。今後この変異体の表現型の観察を行う。ET21遺伝子と姉妹遺伝子pphn19p09の二重破壊株やシロイヌナズナオーソログ誘導系変異体を作出し表現型解析を行い、機能を検討している。
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Report
(2 results)
Research Products
(4 results)