Project/Area Number |
15591418
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Digestive surgery
|
Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
石神 純也 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (90325803)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中馬 豊 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助手 (90359977)
夏越 祥次 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (70237577)
愛甲 孝 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (60117471)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2004
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
|
Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
|
Keywords | 消化器癌 / リンパ節転移 / 微小病変 / 悪性度 / マイクロダイセクション / マイクロアレー / 消火器癌 / 微小転移 / リンパ節 / キャラクター / CGH |
Research Abstract |
A リンパ節微小転移のキャラクター解析 リンパ節微小転移のキャラクター解析に関して当初CGH法を駆使した染色体異常をもとに行う予定であったが、マイクロアレー法による直接的なキャラクター解析がより良い方法と考え研究を開始した。現在の進行状況について以下のようにまとめた。 1)微小転移病巣のマイクロダイセクション 摘出リンパ節を凍結し、凍結切片を作成する。迅速組織診で微小リンパ節転移を検索し、転移部位のマッピングを行う。これをもとにUVレーザーカッティングマイクロダイセクションを行い、リンパ節転移腫瘍片を採取する。採取された組織片からcRNAを作成する。正常リンパ節組織も採取し、同様にcRNAを作成する。 2)オリゴマイクロアレー法による遺伝子発現レベルの比較検討 作成したcRNAからオリゴマイクロアレイ法(Agilent社製チップ)により遺伝子発現レベルを正常組織から得られたcRNAと比較検討することにより遺伝子発現の特徴を解析する。 この際には対象者のプライバシーを守り、個人が特定できない配慮を行う。臨床研究倫理委員会の承認を得ることとしている。 B 血中遊離がん細胞のキャラクターの解析 リンパ節微小転移のキャラクター解析とともにがん患者の血中遊離がん細胞の同定とそのキャラクター解析を胃癌について行った。遊離がん細胞の存在はCEAmRNAの発現をreal time PCR法により検索し、腫瘍のキャラクターは原発巣でのシアリルルイス抗原の発現を免疫組織学的に検索した。この結果、遊離がん細胞陽性症例のうちシアリルルイスX陽性胃癌の症例は高い再発率を示していることを明らかにした(CANCER LETTERS)。
|