Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Research Abstract |
我々3人で,その他の日本人研究者とともに,カリフォルニア大学ロサンゼルス校を5月に訪問し,同校のS.Popa, M.Takesaki, E.G.Effros, D.Shlyakhtenko,およびその時点でカリフォルニア大学ロサンゼルス校に滞在中であった小沢登高,またカリフォルニア大学バークレー校から同校を訪問した,V.F.R.Jones, W.Arvesonらと作用素環の剛性について議論し,国際共同研究の企画を行った. 特にPopaは,最近の一連の衝撃的な結果について詳しい解説を行った.特に,基本群が自明であるようなII型因子環の構成や,テンソル積に関する「素因数分解」型定理は歴史的な難問の解決であり,そのうちの一部は小沢との共同研究である. これに基づき,我々は現在新たな作用素環論の共同研究計画を立て,現在今回のメンバーに,さらに多くの日本側研究者,海外共同研究者として上記のPopa,および同時期にカリフォルニア大学ロサンゼルス校を訪問していたLongoを加えた,科研費基盤研究(B)(1)を申請中である.これによって日本の作用素環研究グループと,アメリカ,特にカリフォルニアの研究グループの共同研究を発展させていく体制が整った.
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