Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堂垣 正博 関西大学, 工学部, 教授 (60067759)
三木 千壽 東京工業大学, 工学部, 教授 (20016645)
藤野 陽三 東京大学, 工学系研究科, 教授 (20111560)
宇都宮 智昭 京都大学, 工学研究科, 助教授 (10211773)
川谷 充郎 神戸大学, 工学部, 教授 (00029357)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Research Abstract |
現在我が国において供用中の数多くの橋梁は,これから本格的な架け替え時期を一斉に迎えようとするが,一方では公共事業費抑制の中,現実には,スムーズな架け替えは困難といわれている.このような情勢の中,既存橋梁の現状をモニタリングにより把握し,橋梁の劣化を防止または遅延するために維持・管理する技術は,益々重要性を増してきている.申請者らは,我が国における橋梁(特に道路橋)のモニタリング技術,維持・管理技術ならびに安全性評価手法の現状を調査すると同時に,これらの世界各国との連携の強化,また我が国の幅広い研究者へのアピールを狙って,橋梁の維持管理と安全性に関する国際学会International Association for Bridge Maintenance and Safety(IABMAS)の第2回大会の日本開催に向けて誘致活動をおこなってきたが,幸い,第1回大会において,2004年秋に京都にて開催されることが正式決定した. そこで,2004年秋におこなわれるIABMAS'04の開催を契機として,本研究組織を核とした各種調査研究活動により,多くの橋梁技術者・研究者の関心を集め,一人でも多くの研究者が本分野に参入を図るための機会にすると同時に、この分野において国際的に立ち後れている我が国の橋梁のインフラの蘇生を図る企画をたてることを究極の目的とした準備・活動をおこなった。 特に、本国際会議の組織委員会のコアメンバーを本研究組織メンバーと一致させ、数回の企画会議を持つことで、会議の具体的な内容に関する検討をおこなった。実際、本企画の多大なる貢献により、当初予測をはるかに超える、500編以上のアブストラクトを受領し、本国際会議の成功、ひいては、我が国における橋梁の維持管理・モニタリング技術の発展と社会における認知に役立つものと思われる。
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