人工股関節置換術の合併症と耐用性をモニタリングする登録システムの企画調査:合併症防止と長期耐用性向上をめざして
Project/Area Number |
15639013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Orthopaedic surgery
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
小林 千益 信州大学, 医学部, 助教授 (40205464)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樋口 富士男 久留米大学, 医学部附属医療センター, 教授 (60131778)
大園 健二 国立病院大阪医療センター, 整形外科, 医長 (90168930)
菅野 伸彦 大阪大学, 大学院・医学研究科, 講師 (70273620)
進藤 裕幸 長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (30107677)
山本 卓明 九州大学, 大学院・医学研究院, 助手 (20336035)
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Project Period (FY) |
2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | 人工股関節置換術 / 全国的登録システム / 耐用性 / 合併症 / モニタリング / 股関節 |
Research Abstract |
人工股関節置換術(以下THA)の登録システムに関し、北欧諸国での運用状況調査、多施設共同研究、学会活動を行い、全国的THA登録システムの準備を行い、特定領域研究に応募した。 【北欧諸国での運用状況調査】既に施行されTHAの全国的水準の向上に役立ってきている北欧諸国の全国的THA登録システムの運用状況を調査した。欧米と日本の間には、THAの対象患者、耐用性、合併症などに大差がある。新しい人工股関節が長期の臨床的エビデンスなしに、広く一般的に用いられる現在の医療制度では、全国的THA登録システムでそれらを監視し、成績不良のTHAを早期に同定することが必須である。わが国でも全国的THA登録システムを確立し、耐用性と合併症を監視し、それらの危険因子を同定し、THAの耐用性と安全性の向上を図ることが急務である。 【多施設共同研究】多施設共同でTHAの術後成績調査を行った結果と、上記の北欧諸国での運用状況調査の結果より、全国的THA登録システムの原案を作成した。 【学会活動】日本整形外科学会のインプラント委員会や日本人工関節学会事務局と、THA登録システムの全国的施行に関し検討してきた。 【特定領域研究への発展】THA登録システムを全国的に施行するために、平成16年度発足特定領域研究に応募した。4つの計画研究ア〜エを連携して推進する。THA登録システムを約50施設で試行した後に、日本整形外科学会と協力して全国実施する(計画研究アとイ)。その結果を、より詳細な多施設共同研究(計画研究ウ)や、再手術時摘出人工股関節の研究(計画研究エ)の結果と比較検討する。このシステムを確立しTHAの耐用性と合併症をモニタリングし、危険因子を解析同定することで、THAの耐用性と安全性が全国的に向上することが期待される。
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Report
(1 results)
Research Products
(8 results)