24時間型社会に対する適応方略の開発に関する探索的研究
Project/Area Number |
15653055
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Experimental psychology
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
林 光緒 広島大学, 総合科学部, 助教授 (00238130)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
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Keywords | 睡眠習慣 / 生体リズム / 夜型化 / 精神的健康 / Locus of control / 睡眠価値観 / 睡眠衛生 / 短時間仮眠 / 作業・休憩計画 / 睡眠・覚醒管理技術 / 覚醒水準 / 眠気 / 作業成績 / 交代制勤務 / 朝型・夜型 |
Research Abstract |
現代社会における夜型化の進行と生体リズムの乱れは、睡眠の不規則化と短縮化を招き、日中の眠気の要因ともなるばかりでなく、精神的健康を脅かし、新たなストレスの源泉ともなっている。そこで夜型化と生体リズムの乱れが特に顕著な大学生を対象として調査を行い、このような睡眠習慣を規定する要因を検討した。[方法]2005年11月に心理学の受講者231名(男性78名、女性153名、19.3±2.9才)に調査票を配布した。調査票は、(1)睡眠習慣調査、(2)朝型-夜型尺度、(3)アテネ不眠尺度、(4)睡眠価値観、(5)就床時刻影響度、(6)睡眠知識、(7)Locus of Control(LOC)尺度から構成されていた。(4)〜(6)は、本研究において新たに作成した。なお、個人が特定されることのないよう、分析データと回答用紙は、別々に管理した。[結果と考察]因子分析の結果、睡眠習慣調査から、睡眠位相・規則性・睡眠時間の3因子、睡眠価値観から睡眠優先度・睡眠規範・分割睡眠の3因子が抽出された。多重共変性を避けるため、基準変数を限定し、睡眠優先度・睡眠規範・就床時刻影響度・睡眠知識・LOCを説明変数、睡眠位相・規則性・睡眠時間を目的変数とする重回帰分析を行った。その結果、睡眠位相と睡眠時間は、ともに睡眠優先度が有意に寄与していた。すなわち、睡眠を優先するかどうかが、就床時刻と、睡眠時間の長さの規定因となっていた。しかし、不眠は、睡眠規範とLOCが有意に寄与しており、規範の高さと自己コントロール感の強さは、却って不眠を引き起こすリスクファクタであった。これらの結果から、睡眠習慣と睡眠衛生にとって睡眠価値観が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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Report
(3 results)
Research Products
(15 results)