超臨界流体とレーザーアブレーションで創製する光の3原色で発光するナノクラスター
Project/Area Number |
15655003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Physical chemistry
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
齋藤 健一 千葉大学, 理学部, 助手 (80302579)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | 超臨界流体 / ナノクラスター / レーザーアブレーション / シリコンナノクラスター / 金ナノ粒子 / ナノ粒子 / シリコンナノ粒子 / 半導体 / フォトルミネッセンス |
Research Abstract |
研究計画:装置を開発し、その装置を用いて超臨界流体とアブレーションで電子状態の異なるナノクラスター創製の研究を行う。 成果: (1)ナノ粒子創製装置の開発:開発した装置はレーザーや高圧セルなど全て含めて20x40x70cmとコンパクトである。高圧サンプルセルは、旋盤・フライス盤を用いて加工した。光学系は、ファイバー光学系を用いることにより、明るい部屋での測定も可能となった。また高圧でのその場観察も行える。 (2)超臨界流体中でSiのアブレーション:Siナノクラスターを生成することができた。生成したクラスターの吸収スペクトル・動的光散乱測定より、流体の密度を変えてアブレーションすることにより、異なる電子状態・異なるサイズのSiナノクラスターを選択的に創製できることを見出した。 (3)超臨界流体中での金のアブレーション:金ナノ粒子を精製することができた。生成したクラスターの吸収スペクトル・動的光散乱測定より、流体の密度を変えてアブレーションすることにより、形状・サイズの異なる金ナノ粒子の創製に成功した。なお、低密度では金ナノロッドが中心にでき、また高密度では金ナノ粒子が主に生成した。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)