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土壌細菌のタンパク質から「タンパク質殺虫剤」というジャンルを創り出す

Research Project

Project/Area Number 15658020
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Applied entomology
Research InstitutionTokyo University of Agriculture and Technology

Principal Investigator

佐藤 令一  東京農工大学, 大学院・生物システム応用科学研究科, 助教授 (30235428)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2003)
Budget Amount *help
¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,900,000)
KeywordsBacillus thuringiensis / insecticidal protein / phage display
Research Abstract

1)殺虫タンパク質発現に適したファージの選択
殺虫タンパク質は膜侵入タンパク質で、大腸菌で生産するためにはかなりのノウハウが必要であることから、同様に、大腸菌を用いてそれを発現したファージを生産するにも向き不向きの系があると予想される。そこで、市販のファージディスプレイ系を利用して殺虫タンパク質のファージディスプレイを試み、最もファージ生産性のよい系を決定した。
また、ファージ上に正しい構造で殺虫タンパク質が発現され,それが本来の殺虫タンパク質と等しい受容体結合能を維持していることを、パニング法で受容体タンパク質への結合性を検討して確認した。
2)受容体に対して結合親和性の高い殺虫タンパク質発現ファージの選抜法の検討
まず、分子進化して結合性を増した抗体を選抜するのに使われている方法であるパニング法が、結合親和性の向上した殺虫タンパク質発現ファージの選抜を目的とした本研究でも使えるか、検討した。結合性を増した殺虫タンパク質を持つファージがこれらの方法で選抜できるか否かについては、カイコ細胞上の受容体に対する結合性が異なり、それに比例して殺虫活性が異なる2種類の殺虫タンパク質を持つファージを用いて評価した。しかし、操作の過程で、殺虫タンパク質遺伝子が脱落したファージが増殖し、パニングの選抜効果の判定が不可能な状況になった。今後はまず、遺伝子脱落が起こらない殺虫タンパク質発現ファージの作製法や実験条件を検討する。

Report

(1 results)
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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