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非受容体型転写因子の活性を制御する食品成分の検索

Research Project

Project/Area Number 15658042
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Food science
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

野口 民夫  名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (70135721)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywordsピルビン酸キナーゼ / 脂肪酸合成酵素 / 非受容体型転写因子 / ChREBP / Mlx / SREBP / SREBP1 / レポーターアッセイ / プロモーター
Research Abstract

1、ChREBP/Mlx cDNAのクローニング
解糖系のL型ピルビン酸キナーゼ遺伝子や脂肪酸合成系の脂肪酸合成酵素遺伝子の炭水化物応答領域に結合する転写因子として見いだされたChREBPは、非受容体型転写因子でMlxと二量体を形成して作用する。両因子のcDNAをRT-PCR法によりクローニングし、L型ピルビン酸キナーゼ遺伝子のプロモーターをレポーターとして活性を調べたところ、レポーター活性を促進することが認められた。
2、SREBP1やChREBP/Mlxの活性を制御する食品成分の検索
非受容体型転写因子であるSREBP1の標的遺伝子としてATP-クエン酸リアーゼを、ChREBP/Mlxの標的遺伝子として上記のL型ピルビン酸キナーゼをそれぞれ用い、これらのプロモーターをレポーターとして、食品のなかにこれらの転写因子の活性に影響を与えるものがあるかどうかを検討した。これまで約30種類の野菜や果物の抽出物を調べたが、活性を有意に変動させるものは見いだされなかった。
3、ChREBP遺伝子の発現調節
ChREBP遺伝子の発現に影響を与えるものも結果としてChREBP活性に影響を与えるので、発現調節機構を検討した。初代培養肝細胞を用い、インスリンやグルコースを始めとする種々の炭水化物のChREBPmRNAに対する影響を調べたところ、ChREBP遺伝子の転写は、ChREBP自身によって制御されることが強く示唆された。そこで、ラットChREBP遺伝子を単離し、転写開始点上流約1kbまでの領域の配列を調べたところ、ChREBP結合配列に類似した配列が見いだされたが、この配列はChREBPに応答しなかった。また、SREBP結合配列に類似した配列も見いだされ、この配列はSREBPに応答した。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 糖代謝酵素遺伝子発現の糖反応性エレメント2004

    • Author(s)
      山田 一哉
    • Journal Title

      Diabetes Frontier 15・2

      Pages: 189-193

    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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