Project/Area Number |
15659073
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
瀧原 義宏 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 教授 (60226967)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
安永 晋一郎 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助手 (50336111)
大坪 素秋 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助手 (10211799)
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Project Period (FY) |
2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2003)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2003: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Keywords | 造血幹細胞 / 自己複製 / 増幅 / ポリコーム遺伝子群 / DNA複製開始制御 / Cdt1 / Geminin |
Research Abstract |
造血幹細胞を利用した造血幹細胞移植療法は、白血病をはじめとして今までは不治の病と考えられていた疾患に対して驚異的な治療成果を挙げ始めている。しかし、造血幹細胞の需要の増大とは裏腹に少子化等によってHLAの適合したドナーの確保が難しいことも多い。そこで、造血幹細胞をex vivoで増幅する技術の開発が待たれるが、現在のところ造血幹細胞を制御する分子基盤については十分に理解されていない。本研究では、クロマチンの高次構造を制御することによって転写の維持を担っているポリコーム遺伝子群に着目し、遺伝子欠損マウスを作製し解析することによってポリコーム遺伝子群rae28が遺伝子量依存的に自己複製する造血幹細胞の活性制御を行っていることをはじめて明らかにし、造血幹細胞増幅の可能性を検討した。レトロウイルスベクターを用いてrae28を造血幹細胞に高発現させると造血幹細胞の数倍の増幅が起こることがわかった。さらに、ポリコーム遺伝子群複合体がDNAの複製開始制御を担うCdt1の阻害因子Gemininと結合し、細胞増殖制御に関っていることを新たに見つけた。これらの解析結果により、造血幹細胞を増幅するための新たな技術開発に道が開かれることが期待される。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)