Project/Area Number |
15659173
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Gastroenterology
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
伊東 進 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (70093838)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長尾 善光 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (40027074)
六車 直樹 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助手 (90325283)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 赤外線蛍光内視鏡 / ICG / 蛍光増強剤 |
Research Abstract |
われわれは生体に投与可能な赤外蛍光標識物質としてICG誘導体を合成し,平成8・10年度文部省科学研究費を得,ICG誘導体標識抗体を作成し,赤外蛍光撮像装置を試作し,ICG誘導体標識抗CEA抗体を用いヒト胃癌切片の赤外蛍光画像の撮影が可能であることを明らかにした(特許申請WO98/12560,特許平10-228241).また,平成8・9年度文部省科学研究費を得,新鮮切除標本において免疫染色が可能であることを明らかにした.さらに,平成11年度厚生省がん研究助成金「がんの診断治療用光学機器の開発」の班員として助成金を受け,赤外線蛍光内視鏡の開発を行い,試作機の作成に成功,本研究の準備状況が整った. 本研究において,赤外蛍光増強剤に関する有用性はこれまでに報告してきたが、さらにわれわれは感度および特異度とも従来の標識物質に比べて鋭敏な新しい標識物質を開発し,その有用性につき報告した.また新標識抗体の蛍光強度に関する詳細な検討を行うとともに、切除新鮮標本を用いたICG誘導体標識抗体による微小胃癌の赤外蛍光撮影が可能であること,および担癌ヌードマウスにおける生体免疫染色の可能性を明らかにし,本標識抗体および赤外線蛍光内視鏡を用いての微小癌診断が可能であることを明らかにした. 新標識抗体における赤外蛍光増強剤の有用性が確認されれば、赤外線蛍光内視鏡検査の実現の可能性は極めて高いと考えられ本研究を行った。木綿糸に標識物質および標識抗体を浸透させた状態で赤外線蛍光内視鏡で観察したところ、蛍光増強剤(Octylglucoside)を添加した群としない群では、添加した群の蛍光強度が明らかに高い結果が得られた。通常の免疫染色で用いる10μg/mlの抗体濃度でも増強剤添加により明瞭な赤外蛍光が得られた。これにより、標識抗体を用いた赤外線蛍光内視鏡による微小がん診断の可能性が高まったと考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)