リボザイムライブラリーを使用したヒトGH遺伝子LCR関連蛋白の同定とその機能解析
Project/Area Number |
15659221
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Endocrinology
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
千原 和夫 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (00107955)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
置村 康彦 神戸大学, 医学部, 助教授 (30204100)
井口 元三 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (60346260)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 成長ホルモン / 下垂体 / locus control region / 遺伝子クローニング / リボザイムライブラリー / RNAiライブラリー / iRNAライブラリー |
Research Abstract |
GH遺伝子の上流約14.5kbにGH遺伝子発現を規定するlocus control region (LCR)があり、このLCRが生理的なGH発現を調節する重要な領域であることが最近明らかとなってきた。このLCRに作用して、機能を制御するタンパクを同定することを目的に次の実験を行なった。 ヒトGHLCRの下流にGH遺伝子プロモーター、さらにその下流にGFPcDNAを結合した発現ベクターを構築した。この順番が保たれるよう、このベクターを直線化し、GH3細胞(下垂体GH、PRL産生細胞)にトランスフェクションしGFPが産生されることを確認した。一方、Cos細胞(線維芽細胞、コントロールとして使用)にトランスフェクションしたところ、GFPの産生は認められなかった。組み込まれたゲノム領域の外来性遺伝子発現に及ぼす影響は、LCRがあると出現しにくいことが報告されており、このGFP陽性細胞では、ゲノムに組み込まれた外来遺伝子由来のGH遺伝子LCRとプロモーターによってGFP発現がおこっていることが期待される。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)