癌細胞表面糖鎖抗原による細胞接触時の増殖抑制効果における意義の解明
Project/Area Number |
15659306
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Digestive surgery
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
浅尾 高行 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (40212469)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑野 博行 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90186560)
山口 悟 群馬大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (20344947)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2004: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | 細胞密度 / 転移能 / 細胞接着 / 表面糖鎖抗原 / 糖鎖合成酵素 / 接触増殖抑制 / 糖鎖抗原 |
Research Abstract |
1.細胞密度の変化と糖鎖合成酵素の変化(Gal Transferaseの酵素活性) 高密度で14日間の培養にて、まばらに培養した細胞(Low density)に比べ、Gal Transferaseの酵素活性に差が出ることを明らかとした。糖鎖の進展に関与する酵素であることから、細胞密度と癌の組織学的分化度の差を説明できる可能性が示唆された。 2.細胞密度の変化と抗ガン剤感受性の変化 これまでの検討で5FUへの感受性が、表面糖鎖抗原の変化により変化することを報告している。そこで、5FU耐性の細胞株(DLD-1の亜株)を用いて同様に密度の変化と糖鎖構造の変化を検討したが、明らかな糖鎖抗原の変化が細胞密度の変化によりもたらされなかった。 3.細胞密度変化を再現する新規モデルの検討 本研究で用いてきた細胞培養を異なる密度で行うために毎日大量のシャーレを用いて継代を繰り返すモデルでは、細胞をシャーレからはがす際にたんぱく分解酵素を用いるため表面の変化を消してしまう可能性がある。そこで、大量培養のために開発された細胞付着性のビーズを用いて細胞同士の接着の条件をコントロールできる細胞実験系を検討した。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)