• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

エナメル質の再生とその臨床応用の可能性について

Research Project

Project/Area Number 15659466
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

寺田 善博  九州大学, 大学院歯学研究院, 教授 (30038898)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 永留 初實  九州大学, 大学院歯学研究院, 助手 (30284516)
諸井 亮司  九州大学, 大学病院, 助手 (70325471)
Project Period (FY) 2003 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Keywordsエナメルマトリックス蛋白 / RT-PCR / mRNA / アメロジェニン / Caイオン / Naイオン / ポリグリコール酸 / ポリ乳酸 / エナメル質 / 吸着
Research Abstract

現在までに、歯胚細胞を単離し、担体に播種後、ヌードラットに移植することにより、歯の構造を持った組織の再生に成功した。まず、in vitroにおいて担体に播種した歯胚細胞が移植によって硬組織形成に有用であるかどうかを歯に特異的な蛋白質や遺伝子発現の観点からウェスタンブロットやRT-PCR解析により検証した。ブタ下顎骨から単離しPGA担体に播種した歯胚細胞を1日間静置培養した後、培養上清からサンプリングしウェスタンブロットにて解析を行った。1日静置培養するのは、検出する蛋白質が非常に微量であるのと細胞から分泌されるのに十分な時間を必要とするためである。エナメル質形成に必要なエナメルマトリックス蛋白の一つであるアメロジェニン、象牙質形成に必要なデンチンマトリックス蛋白の一つであるBSPおよび歯胚間葉に発現が知られているビメンチンの検出を行いました。これらの歯に特異的な蛋白質の発現が確認されました。さらに発現蛋白質のmRNA発現を解析しました。担体に播種した歯胚細胞からmRNAを抽出し、RT-PCR解析を行った。エナメルマトリックス及びデンチンマトリックス蛋白質(dentin sialoprotein, Type1 collagen, osteocalcin, osteopontin)の発現に関連した各種のプライマーを用いてmRNA発現を調べた結果、実験に用いたすべての遺伝子において発現を確認しました。エナメルマトリックス蛋白質とそのmRNAの発現は歯胚上皮細胞の細胞特性を有することを意味する。また、デンチンマトリックス蛋白質とそのmRNAの発現は歯乳頭細胞の細胞特性を有することを意味する。これらは移植により歯の組織形成が促進すると考えられる。

Report

(3 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi