インターフェロン-γと抗Fas抗体併用での実験的化学療法
Project/Area Number |
15659477
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
乾 真登可 三重大学, 医学部, 助教授 (70159961)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田川 俊郎 三重大学, 医学部, 教授 (30046346)
中瀬 実 三重大学, 医学部, 助手 (40283527)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | Fas / アポトーシス / in vivo / インターフェロン-γ / メラノーマ / melanoma / Interferon-r / apoptosis |
Research Abstract |
目的:この研究でわれわれは口腔粘膜由来悪性黒色腫細胞に対するinterferon-gamma(IFN-γ;imunomax【○!R】-γ)とanti-Fas antibody(CH-11)との併用効果、副作用、およびFas抗原の発現によるアポトーシスの誘導とIFN-γ投与との関係をin vivoで検討した。 材料と方法:MMN9細胞をヌードマウスに移植、累代株を樹立、IFN-γ投与群、CH-11投与群、CH-11/IFN-γ併用投与群、対照群の4群での抗腫瘍効果およびアポトーシスの誘導について検討を行った。IFN-γは105JRU/50μlで15日間連続腫瘍内投与、CH-11は5μg/50μlで5日目と10日目に腫瘍内投与とした。20日目に腫瘍径、体重を測定し、採血し屠殺、剖検を行った後、腫瘍を摘出、通法に従いプレパラートを作製、TUNEL,免疫染色を行った。 結果:対象群に比しIFN-γ投与群は19.8%の、CH-11/IFN-γ併用投与群は53.8%の抗腫瘍効果を認めた。しかし、CH-11投与群と対照群との間に有意差は見られなかった。CH-11 and/or IFN-γ投与中、死亡したマウスはなく、体重減少、肝機能障害は見られなかった。摘出腫瘍のTUNEL染色によるapoptosis indexは併用投与群>IFN-γ投与群>CH-11投与群の順で、すべて対象群との間に有意差が見られた。また、Fas抗原の発現は併用投与群、IFN-γ投与群で有為にかった。 考察:この実験で我々はin vitroと同様in vivoでもIFN-γ投与によりFas抗原がMMN9腫瘍に誘導され、CH-11との併用により相乗効果を誘導することを示した。さらに、これらはFas仲介性のアポトーシスであり、また、問題となる副作用はなかった。以上の結果より、IFN-γと抗Fas抗体との併用療法は臨床で、新規の抗癌療法になり得ると考えられた。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)