Project/Area Number |
15680001
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Software
|
Research Institution | National Institute of Informatics |
Principal Investigator |
佐藤 一郎 国立情報学研究所, ソフトウェア研究系, 助教授 (80282896)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥15,470,000 (Direct Cost: ¥11,900,000、Indirect Cost: ¥3,570,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2004: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
Fiscal Year 2003: ¥6,110,000 (Direct Cost: ¥4,700,000、Indirect Cost: ¥1,410,000)
|
Keywords | 分散システム / 移動オブジェクト / モバイルエージェント / 適応可能システム / コンポーネント / 移動透過性 |
Research Abstract |
この研究ではユビキタスコンピューティング環境を想定して、複数計算デバイスの機能を統合して、ネットワーク上で仮想的なコンピュータを形成するためのミドルウェアを設計・実装した。これにより大画面テレビの画面装置やPDAの入力装置やバックエンドサーバのプロセッサなどを組み合わせて、個々の計算デバイスでは実現できない処理を可能になった。具体的には、(1)アプリケーションソフトウェアを複数のコンポーネントから構成するためにコンポーネント構造とコンポーネント間構成・通信機能を新たに開発した。従来のコンポーネントとの相違はコンポーネント間の関係を通信だけでなく含有などの多様な関係を定義できることにある。(2)コンポーネントを計算デバイス間で移動可能にして、アプリケーションの分割とネットワーク上での再構成方法が動的に行えるようにした。(3)仮想的分散計算システムのアプリケーションとして、相違な計算デバイス連携させる機構を提供した。(4)コンポーネント移動性に投機的特性を加えることにより、他のコンピュータに実際に移動しながら最適な稼働先コンピュータを発見できるようにした。これらの研究成果を内外で周知するために学術誌及び国際会議への論文投稿・発表を行い、また研究過程の作成したソフトウェアはオープンソースソフトウェアとして公開され、すでに利用実績がある。
|
Report
(3 results)
Research Products
(18 results)