イオン排泄・再吸収メカニズムの膜蛋白細胞内局在機構からの解明
Project/Area Number |
15689005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General physiology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
種本 雅之 東北大学, 病院, 助手 (40303945)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥29,770,000 (Direct Cost: ¥22,900,000、Indirect Cost: ¥6,870,000)
Fiscal Year 2005: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
Fiscal Year 2004: ¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2003: ¥20,670,000 (Direct Cost: ¥15,900,000、Indirect Cost: ¥4,770,000)
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Keywords | イオンチャネル / 腎臓 / 尿細管 / 高血圧 / 細胞内蛋白局在 / イオンホメオスターシス / 再吸収機構 / プロテオーム / トランスポーター / 細胞内局在 / ホメオスターシス |
Research Abstract |
本年度の研究では、腎臓イオン排泄・再吸収メカニズムの調節因子として、体液ホメオスターシスや血圧コントロールにおける重要な因子であり、前年度までの研究でその構成因子を解明していた遠位尿細管基底膜側カリウムチャネルの細胞内での機能局在機構の解明を更に進めた。 チャネルの基底膜側への発現が構成因子であるKir4.1サブユニットのカルボキシル末端部の2つの特異的モチーフ配列(di-hydophobic motifとPDZ-binding motif)により規定されることを解明した(J Am Soc Nephrol 16:2608-14,2005)。この結果、di-hydophobic motifが細胞表面への機能発現を制御し、PDZ-binding motifが基底膜側への局在を制御することを解明した。更にyeast two hybrid法を用い腎cDNAライブラリーをスクリーニングすることにより、Kir4.1のカルボキシル末端部と特異的に相互作用する蛋白断片の単離に成功している。断片の配列を用いることにより、機能局在を制御に関連するモチーフ配列を認識しカリウムチャネルの局在を制御する蛋白の同定を進めており、その解明により腎尿細管におけるイオン排泄・再吸収メカニズムに関与するプロテオミクスの解明を進行中である。プロテオミクスの解明に基づき体液ホメオスターシスや高血圧に関する新たな治療法の解明へ発展させる予定である。 また、高血圧疾患に対する臨床治療の立場から、二次性高血圧の主因の一つである腎血管性高血圧の早期診断法の指標を明らかにし(Hypertens Res 28:237-242,2005)、その新たな治療法の提示を行った(J Vasc Surg 41:898-901,2005)。
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Report
(3 results)
Research Products
(29 results)