Javaによる次世代Prolog言語処理系及びそのアプリケーションの開発
Project/Area Number |
15700038
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Software
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
番原 睦則 神戸大学, 学術情報基盤センター, 講師 (80290774)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | Prolog / Java / 論理プログラミング / 制約プログラミング / JAVA |
Research Abstract |
本研究の目的は,分散コンピューティング環境に適した新しいProlog処理系を開発し,その有用性を実証することである.本年度は以下の2点を目標として開発・実行実験を行った. 1.Prolog Cafeのグリッド・コンピューティング環境での実行実験 2.SATソルバの並列/分散実行処理システムの構築 上記目標に対し,本年度は以下のような知見,成果を得た. 1.Prolog Cafeのグリッド・コンピューティング環境での実行実験 Apple社の提供するグリッドミドルウェアXgrldを用いて,Apple社Mac mini 10台で小規模グリッド環境を構築し,Prolog Cafeの実行実験を行った.ただし,(JavaSpaceなどの)共有スペースを介した解情報の交換に関しては検討のみにとどまった. 2.SATソルバの並列/分散実行処理システムの構築 Prolog Cafeの応用として,複数異種のSATソルバを競争的・協調的に並列動作させ,解探索を行うシステムMultisatを開発した.Multisatは単体ソルバと比較して,SATLIBベンチマーク中の問題を平均して効率良く解くことができ,その有効性が確認できた. また最終年度である本年度は,これまで3年間の成果を国内学会の全国大会(1件),国際会議(2件)で発表を行った.国際会議(INAP2005)の論文は,近くSpringer LNCS/LNAI post-conference proceedingsに掲載される予定である.
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)