ウェーブレット圧縮画像データベースからの類似画像検索
Project/Area Number |
15700088
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Media informatics/Database
|
Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
小早川 倫広 電気通信大学, 大学院・情報システム学研究科, 助手 (00334582)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2004
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
|
Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
|
Keywords | 類似画像検索 / ウェーブレット変換 / 圧縮 / 画像圧縮 / 画像データベース / マルチメディアデータ検索 |
Research Abstract |
本研究では,ウェーブレット画像圧縮技術を用いて圧縮され圧縮画像データから画像内容に基づいた類似画像検索に必要な索引および検索キーとなる特徴量を抽出するための特徴量抽出手法,索引生成手法について研究を行うものであった.特徴量抽出手法に関して、圧縮過程から抽出可能雲である特徴量,圧縮データのビットストリームから算出可能である特徴量について検討し,それら特徴量が画像内容に基づく類似画像検索に有効であるかどうかを検討することであった. 本年度の目標は,1)圧縮画像データから,例示画像検索,輪郭画像検索のための特徴量の抽出の検討,2)類似画像検索システムの試作であった. 目標1に対して,JPEG2000(Jasper)で圧縮された画像から例示画像検索,輪郭画像検索のための特徴量抽出の検討を行った.しかし,圧縮データのどの情報を用いれば効果的な検索が可能であるかどうかの検討がさらに必要であることがわかり,今後さらに特徴量について検討が必要であることがわかった. 目標2に対して,デジタルカメラのズーム機能を用いて画角を変化させ類似画像検索評価画像を撮影した.それら画像をJPEG2000圧縮(Jasper)し,画像データベースを作成した.類似画像検索システムは,既に提案しているウェーブレット変換を用いた類似画像検索の枠組みを用いて,索引空間を生成する.同様に問合せとなるJPEG200画像からの特徴量を抽出し,索引空間の各点との距離を計算し類似画像検索を行うというものであった.すなわち,既に提案しているシステムと一貫した類似画像検索システムができる可能があるということがわかった.
|
Report
(2 results)
Research Products
(2 results)