Project/Area Number |
15700201
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sensitivity informatics/Soft computing
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
鳥飼 弘幸 法政大学, 工学部, 助手 (20318603)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | パルス列発生器 / 状態の量子化 / パルス結合系 / 同期現象 / パルス符号化 / AD変換 |
Research Abstract |
(1)量子化パルス列発生器が発生する周期パルス列の特性を、理論と計算機実験の両面から解析した。例えば、量子化パルス列発生器は系のパラメータ値に応じて異なるパルス符号化特性を実現できる事を示した。 (2)量子化パルス列発生器のアナログ-デジタル変換(AD変換)への応用を考察した。従来のサイクリックAD変換回路においては、パラメータの誤差に起因した状態の発散が問題であった。これに対して量子化パルス列発生器を用いたAD変換においては、パラメータに誤差が存在しても状態は発散しない。また状態の量子化により系は安定して動作する。 (3)量子化パルス列発生器に基づいたパルス結合系を合成し、同結合系が呈する基本的な同期現象を解析した。また、それらの同期現象と上記(1)で考察したパルス符号化の工学的応用例として、パルス位置変調に基づいた多重化パルス通信を考察した。
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