実機の制御を基にしたハードウェア実験教材並びにカリキュラムの開発
Project/Area Number |
15700528
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Kyushu Sangyo University |
Principal Investigator |
澤田 直 九州産業大学, 情報科学部, 助教授 (70235464)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 論理回路 / 学生実験 / 教材 / 教育工学 / 自動販売機 / 組み込みシステム / 制御回路 / ハードウェア / 実験 / 教育 |
Research Abstract |
本年度は本研究の最終年度であり,前年度の研究成果をもとに実機の制御を基にしたハードウェア実験教材:自動販売演習機とカリキュラムの完成を目指した. (1)自動販売演習機の仕様の確定:前年度の試作機の改良を行い,DCモータを用いた自動販売演習機の試作を行った.研究期間内に3種類の自動販売演習機の試作を行ったので,それらを基に市販化のための仕様を確定し,市販の準備を行った. (2)対外発表:九州産業大学情報科学部の第2学年の学生実験に自動販売演習機を用いたテーマを採用し指導を行った結果について情報処理学会DAシンポジウム2004の特別セッション「ハードウェア設計教育」において発表した.また,同ポスターセッションにて自動販売演習機の展示も行った.その結果,多数の教育機関の実験担当者から問い合わせがあった. (3)学生に対する試行実験:前年度に開発した大学の学部生向けのカリキュラムを修正し,九州産業大学情報科学部の第2学年の学生実験で約200名の学生に対する指導を行い,アンケートを取った.その結果,およそ8割の学生が一番面白かった実験テーマに自動販売演習機を用いた2つのテーマ(自動販売機制御回路,電子錠制御回路)のどちらかを選んでおり,本教材の有効性が再確認された.また,福岡県立修猷館高等学校スーパーサイエンスクラブと協力し,高等学校の生徒に対する指導も行った.その結果,高等学校の生徒も興味を持って実験に取り組み,自動販売機制御回路を設計することができた.
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)