19世紀後半〜20世紀初頭における日本と中国政府の移民政策の比較研究
Project/Area Number |
15720148
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese history
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Research Institution | Nagoya University (2004-2005) Niigata University (2003) |
Principal Investigator |
SAVELIEV IGOR 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 助教授 (60313491)
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Project Period (FY) |
2003 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 移民 / 国家 / 移民政策 / 日本 / 中国 / 日本人移民 / 中国人移民 |
Research Abstract |
平成17年度の研究では、国立国会図書館において日本政府移民政策に関する史料(『元年者ハワイ渡航』など)、ロシア国立歴史公文書館において19世紀末〜20世紀初頭の中国政府の移民政策、中国人移民に関する史料(ファイル番号323-1-832〜834)、ロシア政府の中国人・日本人移民受入政策に関する史料(ファイル番号394-1-55など)、ロシア国立図書館雑誌部において日本人・中国人移民に関する資料(『アジア紀要』、『植民地化諸問題』など)を調査し、必要なものをコピーしました。 収集した史料の分析に踏まえて、1860〜1910年代の日本と中国政府の移民送出政策の比較を行い、とくに1、日本と中国の政府が「移出民」の問題をいかに取り扱ったかを探求し、2、移民受入国の一つであったロシアの中国人、日本人移民に対する政策を解明した。 平成17年度の研究成果の一部は、2006年にフランスで出版される『New Chinese Migrations and labour markets in Europe』(ヨーロッパにおける中国人移民と労働市場)(L.Roulleau-Berger編、Presses Universitaires of Toulouse)に発表する予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)