• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

インドにおけるソフトウェア産業集積のメカニズムとその形成要因

Research Project

Project/Area Number 15720199
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Human geography
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

北川 博史  岡山大学, 文学部, 助教授 (20270994)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2003: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsインド / 経済地理学 / ソフトウェア産業 / 産業集積 / BPO
Research Abstract

インドにおけるソフトウェア産業集積の構造や集積のメカニズムの実態を明らかにするにあたり、インド国において入手した「Indian IT Software and Services Directory」ならびに現地機関のNASSCOMおよびESCにおいて得られた資料を中心に分析を行った。とくに「Indian IT Software and Services Directory」は各産業集積地域における企業集積の構造とその形成過程について把握するための基礎となる資料であり、各企業の従業員規模や資本関係、企業進出の過程などのデータが充実している。資料分析の結果、北川(2004)において論じたように、インド国内においては主として6カ所のソフトウェア産業集積地域が形成されることが明らかとなった。また、こうしたインド国内の各ソフトウェア産業集積地間には近年、その集積の過程において成長速度に相違がみられるようになり、各産業集積地間のソフトウェア産業の集積格差が以前よりも広がっていることも判明した。さらに、こうした成長速度の差異の要因を明らかにするために、個別企業において聞き取り調査を行った結果、そうした成長速度の差異の要因は各集積地における労働市場の規模と人的資源の育成方法に加え、各地域のローカルな環境に求められることが明らかとなった。その一方で、こうした成長の差異は、新たに勃興しつつあるサービス、すなわちBPO/ITESと称されるアウトソーシングサービスの成長にも大きく左右されていることも判明した。
こうしたインドにおけるソフトウェア産業をめぐる環境変化、すなわち、成長の中心がこれまでのソフトウェア産業からBPOへと移行しつつある現状に注目する必要があり、今後、そうした動向をふまえてインドにおけるソフトウェア産業、IT産業の成長とそれにともなう地域変化について明らかにする必要がある。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2004

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] インドにおけるIT産業の地域的展開2004

    • Author(s)
      北川 博史
    • Journal Title

      地理学報告 99

      Pages: 1-14

    • NAID

      110001031099

    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi