Project/Area Number |
15730061
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
New fields of law
|
Research Institution | Wakkanai Hokusei Gakuen College |
Principal Investigator |
一戸 信哉 稚内北星学園大学, 情報メディア学部, 助教授 (50326625)
|
Project Period (FY) |
2003 – 2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
|
Keywords | サイバー攻撃 / サイバー犯罪 / サイバーセキュリティ / 情報セキュリティ / サイバー犯罪条約 / サイバー戦争 / 武力紛争法 |
Research Abstract |
17年度は、サイバー攻撃に関する、とりわけ国際法学からの研究に主要な力点を置きつつ、いわゆるサイバー法全体とりわけ知的財産法制との結節点を意識し、研究活動を行った。このうち、デジタル著作物の流通に関わる諸問題については、情報通信学会誌に論文を発表している。 また年度内に三度のネパールへの滞在の機会を得たことにより、ネパール政府及びComputer Association of Nepalとの共同研究への道が開かれた。アジア地域におけるサイバー犯罪規制の比較研究について、従来からコンタクトのあるASEAN地域とネパールを含むSAARC地域との連携の方向性が切り開かれ、先進主要国におけるimplementationの分析にとどまらない広範な研究体制が構築された。アジア地域のパースペクティブに関しては、Computer Association of Nepal主催のICT Conferenceにおいて、研究報告を予定し、Paperを提出した。残念ながら1月開催予定の同Conferenceは、ネパールの政治的混乱により延期されたが、7月に同Associationが開催するConferenceにおいて、再度発表の機会を持つ予定である。 本研究の成果は、別途邦文の論文として成果報告を行う予定で、準備を進めている。また、この成果をさらに発展させ、かつアジア地域の多様性にフォーカスした共同研究の形で、マレーシア及びネパールの研究者とともにさらに研究を推進していく予定である。
|
Report
(3 results)
Research Products
(3 results)