ノンパラメトリックな計量方法による貸出経路仮説の検証
Project/Area Number |
15730094
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Economic theory
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
奥村 綱雄 国立大学法人横浜国立大学, 大学院・国際社会科学研究科, 助教授 (90323922)
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Project Period (FY) |
2003 – 2004
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2004)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2003: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | ノンパラメトリック推定 / バウンド / 需要・供給要因 / ノンパラメトリック / パネルデータ / 需要供給ショック / 貸出経路仮説 / 東アジア地域の相互依存 |
Research Abstract |
昨年度に引き続き、マクロ供給要因と需要要因の推計方法の研究とその金融市場への応用を行った。計量手法の研究としては、右上がりの供給曲線と右下がりの需要曲線の交点である均衡価格と均衡数量のみが観察されるとき、そして、需要、供給曲線の形状を完全に特定できないとき、観察される均衡価格と均衡数量の変動が、需要サイドと供給サイドのどちらから引き起こされたのかを推定するNonparametricな新しい計量手法を開発した。そして、(1)東アジア各国・地域のマクロ需要ショックと供給ショックを、このノンパラメトリックな計量方法を用いて推定し、そのショックの各国・地域間の相関関係を調べて、東アジア地域の供給要因と需要要因を通じた相互依存関係を分析した。研究成果は、日本経済学会(岡山大学、2004年9月)、the Midwest Econometric Group (Northwestern大学、Evanston, USA,2004年10月)、East Asian Economic Association (Hong Kong,2004年11月)のそれぞれの年次総会で報告された。(2)日本の銀行貸出の変動の供給要因と需要要因をこのノンパラメトリックな計量手法を用いて推定し、近年の貸出額の停滞の要因を検証する。そのために、推計に必要な銀行の貸出額と貸出金利のパネルデータを、目経NEEDSの全国銀行財務データを用いて計算し求め、整備した。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)