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価値観における時代的特徴と普遍性について

Research Project

Project/Area Number 15730299
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Educational psychology
Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

水間 玲子  奈良女子大学, 文学部, 助手 (80343268)

Project Period (FY) 2003 – 2004
Project Status Completed (Fiscal Year 2004)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2003: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywords価値観 / 自己形成 / 生き方 / 自分探し / キャリア形成 / 理想自己 / 現代社会 / 自己観 / 自己変容 / 職業選択
Research Abstract

課題について、"生き方における価値観"に焦点を当て、主に以下の2点から検討を進めた。
(1)生き方に関わる行動パターンの検討
自分探し行動ベクトル
"自分探し"行動のベクトルを「新しい自分」と「本当の自分」とに整理、現在の自己認識との関係を検討した(対象は大学生167名)。自分探し行動は、現状の自己認識と相対する形で出現すると考えられた。(2004年日本教育心理学会第46回総会にて発表)
生き方に対する心理的構え
生き方における接近・回避のパターンを「個-共同」の軸から検討した(対象は女子大学生147名)。能力を発揮したいと思ってはいても、それが追求されるのは人間関係に支障が出ない程度という条件つきであることが明らかにされた。ここに、個を追求しようとする現代社会の構造に対する心理的矛盾があるように思われた。中学生との比較も行った。(論文執筆中)
社会への移行プロセス
会社社会への適応プロセスを検討した(対象は会社員男性1名)。特別な出来事がなくても、時間推移の中で繰り返される意味づけの再構成によって、社会へと適応していくことが明らかにされた。(2004年国際対話的自己学会にて発表)
(2)人生において重視する価値観の検討
価値観の構造
価値観の尺度の構造を検討した(対象は大学生128名)。"我々志向"の潜在因子をもつ「豊かな交わり」「他者信頼」「存在支持」の3因子、"私志向"の潜在因子をもつ「自由追求」「自己受容」「自己コントロール」「自己責任」の4因子からなる構造であった。特に、「自己受容」「自己責任」など"私志向"的に高い価値が置かれていることが明らかにされた。成人層との比較も行った。(論文執筆中)
(3)その他
上記検討を進めるための理論的考察を『自己意識研究の現在2』における「自己形成プロセスに関する理論的考察」にまとめた。また、上記検討を進めるための研究「自己嫌悪感と自己形成の関係について」を第11回欧州発達心理学会にて発表した。

Report

(2 results)
  • 2004 Annual Research Report
  • 2003 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Book (1 results)

  • [Book] 自己意識研究の現在22005

    • Author(s)
      水間 玲子, (分担執筆, 梶田叡一編)
    • Publisher
      ナカニシヤ出版(印刷中)
    • Related Report
      2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2003-04-01   Modified: 2016-04-21  

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